妊娠初期症状、生理前、ピルの副作用の違いを解説

妊娠初期の症状として、排卵1週間後から生理前にかけて着床出血というものが起こることがあります。
これは全ての人に起こるわけではなく、妊娠した場合に起こることがあるという程度です。
また、妊娠初期には頭痛がしたり吐き気が起こる症状があります。
こういった症状は、生理前に起こるPMSでも見られることがあり、さらにピルの副作用によっても見られることがあるため、区別することが非常に難しくなります。
それらの症状が似ていることは、症状を起こしているものが同じ原因だということが考えられます。
妊娠している状態ではプロゲステロンが通常よりも多くなっている状態であり、そのことで妊娠を継続させる力があります。
また、生理前にはプロゲステロンの量が多くなり、そのことが原因でPMSを起こしやすい状態になります。
ピルの副作用には、様々なものがありますが、中にはプロゲステロンといった女性ホルモンのバランスが上手く保たれないことで起こるものがあります。
そういった理由で、これらの症状はどうしても似たようなものになってしまうのです。
また、ピルを内服していても、きちんと同じ時間に内服できていなかったり、飲み忘れがあった場合には排卵が起こってしまうことがあります。
それは眼で見て確認することができないので、知らないうちに排卵があり、妊娠してしまっていたということが起こりえます。
ピルを内服していても、妊娠してしまう人がいるのはこういった経緯によるものです。
だから、もしも生理予定前に妊娠初期症状に似た症状が起きた場合には、それは妊娠によるものなのか、生理前だからなのか、もしくはピルの副作用なのかを見極めなくてはいけません。
しかし、症状がとても似ているので、なかなか判断することは難しいようです。
中には、妊娠する時は今までのPMSやピルの副作用とは違う感じがしてわかったという方もいて、普段から自分の体の症状について、気を配っておくことが必要なのかもしれません。

違いを見分ける手がかりに?子宮口の様子について

そのように違いがわかりにくい症状を見分ける手がかりになるもののひとつに、ふくさん式というものがあります。
これは膣に自分で指を入れておりものや子宮口の状態を確認するという方法です。
この方法で、排卵日がわかったり、妊娠初期に妊娠しているかどうかを自分で確認することができます。
やり方は、生理終了後から内診を始めて、毎日内診を行い変化を確認します。
普段よりも指が子宮口に届きやすい位置にあると感じたら、子宮口が下がってくることをあらわしていて、排卵期が近づいている証拠になります。
また、排卵期にはおりものの量も増えます。
排卵前から、伸びるおりものがでるようになります。
これが、ペタペタする伸びないおりものに変わったら、排卵終了とみなします。
ふくさん式で妊娠をしているかどうかの確認をするには、生理日が近づいたときにふくさん式で子宮口の状態をチェックすることで予測できます。
生理前であれば、子宮口は下がってくるので、指で触れやすくなります。
妊娠している時には、子宮口が上がったままの状態になり、指で触れやすくなることがありません。
また、触った感覚も生理前であれば、子宮口が柔らかく、開いた感じになっています。
妊娠していれば、子宮口は閉じたままで、やや硬い感じのようです。
こういった違いを自分で確認することができれば、起こっている症状がどんな原因によるものなのかを見分ける手がかりになります。
もしも、ふくさん式で妊娠している可能性があるのならば、妊娠検査薬を使って確認する必要があります。
妊娠なのか、生理前の症状なのか、ピルの副作用なのかわからないという時には、早めに確認して、妊娠していることが分かれば病院を受診するようにしましょう。