チャンピックスなどで禁煙すべき?ピルと喫煙の関係性

ピルは経口避妊薬のことで種類としては21日間または28日間連続で服用するピルと妊娠の可能性があるセックスをしたあとに72時間以内に服用するアフターピルの2種類があります。
このうち毎日服用するピルは含まれる成分が少なく、ゆっくりと身体になじませていくため危険性が低いため正しい服用をすれば確実な避妊をすることができます。
一方でアフターピルは緊急性がある時のみ使用するのが一般的です。
一方でピルを服用するさいには35歳以上の女性で、1日に15本以上の喫煙者は処方されないところがほとんどです。
これはピルもアフターピルも同様です。
これらピルは女性ホルモンを意図的に服用することで妊娠を阻止するわけですが、ホルモンバランスを保つ目的でも使用されており、その場合でも喫煙者は処方されません。
この理由としては臨床結果から血栓のリスクを高めることがわかっているためです。
血栓は血液が固まるもので、これらが血管を詰まらせるものです。
通常の生活をしていても血栓になるリスクはありますが、特にピルと喫煙の組み合わせはそのリスクを増大させます。
血栓は出来ても、その場に留まっていれば問題ありませんが、血栓によって重要な血管が詰まってしまうと重大な病気を引き起こします。
例えば脳に飛べば脳梗塞、心臓に飛べば心筋梗塞などの原因になります。
このためピルを服用し危険を少しでも下げるためには喫煙者の場合には禁煙することが重要です。
禁煙をするためには単に我慢するといった方法のほか禁煙補助薬を使う方法があります。
禁煙補助薬としてはニコチンの濃度を徐々に身体から抜いていくというものが一般的ですが、チャンピックスは少し違います。
煙草に含まれるニコチンは体内に取り込まれるとニコチン受容体と結合しニューロンからドパミンを放出します。
このドーパミンは脳内麻薬とも呼ばれるもので気分を良くしますが、ドパミンがなくなると再びドパミンが欲しいという欲求が生まれます。
これが離脱症状と呼ばれるもので、煙草が止められない原因です。
チャンピックスではニコチンとニコチン受容体の間に入り込みニューロンからドパミンが発生させることを抑えることによって離脱症状を緩和します。
このためニコチンを減らしていく方法とは異なりピルと併用して利用することができます。

アフターピルと喫煙はもっと危険?

ピルそのものは用法用量を守り、また定期的な検診を受けることで病気を予防し避妊を確実に行える方法です。
またホルモンバランスが安定するので不快な生理を症状を緩和させるといったことにもメリットがあります。
しかし、ピルと喫煙の相性は悪いことが知られており、ピルを服用するのであれば禁煙する必要があります。
もちろん、若くて吸う本数が少なければ処方してくれますが、それでもリスクを高めていることに変わりはありませんから、将来に血栓で重大な病気になることを考えれば禁煙はすべきです。
一方で緊急避妊のために行うアフターピルと喫煙はさらに危険な行為といえます。
アフターピルの使用は喫煙者や40歳以上の人の場合には十分な管理が必要であり医師の経過観察が必要になります。
また35歳以上で1日に15本以上の喫煙をする人はアフターピルの服用が禁止されているほどリスクの高いものです。
このため緊急避妊を考えるような場合、つまりアフターピルを飲まざるおえないような状態が少しでもある場合にはチャンピックスなどを使ってでも禁煙することが重要です。
また喫煙以外にも肥満の人や高血圧な人、また血栓になりやすい家系の人などは注意が必要ですし、体内に吸収されるさいに肝臓や腎臓に負担を与えるので、肝障害や腎疾患がある場合にはそれぞれの臓器の症状を悪化させる可能性があります。
またアフターピルは、72時間以内に服用しなければ妊娠を阻止する確率が大幅に低下してしまいますが、一方で高い濃度の女性ホルモンが身体に入れるためさまざまな症状が出てしまいます。
このため重篤な症状が出るリスクが存在するためアフターピルを飲むさいには自身の健康状態を理解していることが大切です。